タイトル スナフキン:ムーミン谷のメロディ

メーカー Raw Fury
配信日 2024年3月7日
価格 2,550円 税込

ダウンロード容量 1.7GB程度
対応ハード Nintendo Switch(他機種版は未確認)

追加コンテンツ あり

インディータイトルはセールで買うことが多くなりがちだが、今回は思い切って
発売時に手を出した。ムーミンに出てくるスナフキンのゲームを出してくれる、
ということでこちらも応えたい気持ちがあったためだ。
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プレイヤーはスナフキンを操作してフィールドを歩き回り、他のキャラクターに
話しかけたり、ハーモニカを吹いたりして問題を解決して進んでいく。
主に公園番がスナフキンの障害となる。
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初見クリアまでの時間は4時間程度。数日に分けて少しづつプレイした。
やりこむタイプのゲームではないことには注意だ。
ゲームの内容はやさしく、むずかしい操作を求められることはない。
捕まったら失敗となるシーンなどもあるが直前からやり直しになるので
特に困ることもなく進められると思う。分かれ道の寄り道はしたほうがよく、
拾えるものは後で必要になるはず。
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アートが特徴的で、絵が動いている感じをよく表現できている。
自然に感じられるということは丁寧に作ってくれているということだろう。
パフォーマンスについては、軽めの処理落ちなどがときどき発生する。
派手で複雑なゲームではないが、アートで凝っているために負荷が大きく
なるのかもしれない。
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ただぼーっとして過ごす。

このゲームで一番関心したところは雰囲気の再現性だった。
ゲームの中でムーミン谷の面々に会いたい!と思う人向けで、いつか本や
アニメで見たキャラクターがふらりと現れるのは嬉しいものだった。
台詞もそれっぽい感じが出ている。
スナフキンが怒る場面も、そういうえばこいつはこういうやつだった!と
思いださせるものがあった。
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頑張って何かを成し遂げるような内容ではないが、なんとなく
スクリーンショットを撮りたくなるゲームだった。

 まとめると、このゲームはムーミンファン向けの難しくないゲームで
ゲームらしいゲームを遊びたい人は退屈に感じる恐れがある。
でもこんなスナフキンのゲームなんてもう二度とお目にかかれないかも
しれないし、IPとしての希少さやムーミングッズとしての観点では高く
評価したい。ムーミンやスナフキンに愛着があるなら遊んでみてほしい。