今月は月末発売のゼノブレイド ディフィニティブエディションまでのつなぎとして
UNDERTALEとロックマンクラシックスコレクション2のチャレンジと
ロックマン11をプレイ。
しばらくロックマン11は遊んでいなかったので腕は鈍っていたが、遊びかえして
みると楽しい。ロックマンはアクションゲームとして、対処すべき構図のわかり
やすさ、それに対するキャラクター操作は直感的で、即応力も優れていると感じる。
撃つゲームであること、特殊武器が画面上、痒い所に手が届くように攻撃範囲を
カバーしていることがプレイヤーに万能感を与える。
似たジャンルのゲームは多いが、こういった視点で見るとロックマンの特別さを
感じられる。
ゼノブレイド ディフィニティブエディションを遊んでみると、このゲームは
“ガンダム的”だ、という印象をもつ。
物語に出てくるのはエーテルの存在するファンタジー世界と神剣モナドだが、やって
いることは、少年が誰も使いこなせなかった強力で特別な武器を手にし、自分にしか
解決できない問題と向き合い、敵味方問わず周りの大人たちの言葉を受け止め進んで
いくというもの。
主人公と武器が強く紐づいている点、そして安易に主人公と並ぶ境遇のライバルを登場
させないという点は、いまの玩具販促アニメや少年漫画ではなかなかやりづらいものだ。
リマスターとしては、人物のモデルがかなり綺麗になったことと、収集や討伐クエストが
やりやすくなったことが好印象だ。
オリジナル版でもグラフィックは頑張っていたが、顔と手のアップはイベント専用の
モデルを用意してもいいんじゃないかと思うくらい没入を妨げていた。これが解消された
のは大きい(もう少しテクスチャの粗さを何とかしてほしかった敵もちょっといるが)。
デザインの方向性が変わり、やや別人化しているキャラもいるが悪い違和感はないと思う。
クエストはこのゲームの非常に面倒くさい部分だった(もちろんスルーできるのだが
ゲームを遊んでいくと空白として積みあがっていくものなので無視しがたい)。
今回はマップに「!」アイコンが多く出るようになり、収集アイテムの探索が非常に
楽になった。敵からドロップするアイテムまで案内されているのはシステムの進歩を
感じられる。
本編をゆっくり遊んでいるため追加シナリオはまだ手を付けていないが、
ゼノブレイド2の追加シナリオのボリュームが相当だったので期待したい。
再発見もいいが、やはり新しいゲームを遊びたい。