デンパイルカ ~ひろぴょこのblog~

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先日、任天堂の新ハード"NX"こと、Nintendo SWITCH (ニンテンドースイッチ)が発表された。

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コンセプト映像など公式発表から内容をざっとまとめると

  • 本体はディスプレイを備えたハイパワーの携帯機として機能する
  • ディスプレイ付きユニットの左右に脱着可能なコントローラ、ジョイコンが装着される
  • メディアはカートリッジ、ゲームカードを採用
  • 専用ドックにセットすることで充電・給電、テレビモニターへの映像出力に切り替わる

以前からあった一部のリーク情報をそのままなぞっている形だ。

コンセプト映像について
これは、世界中にSWITCHのコンセプトを伝えるための映像なので、日本専用のCMではないことに注意したい。Wii U発表時にもコンセプト映像が公開されたが、公開後にデザインの変更があったし、実現していない使い方もあった※1。
(※1:GamePadの形状やスライドパッド廃止、オセロ対戦中にGamePadを傾けるシーンなど)

SWITCHのコンセプト映像がWii U発表時の映像と大きく異なる点は、Wii Uでは機能の紹介のほとんどが『ニンテンドーランド』を中心にして行われたが、Switchではゼルダ、マリオカート、3Dマリオ、Skyrim、NBA 2K、Splatoonなどコアなユーザーに人気のある、従来のゲームファンにとって訴求力のあるIPを使ったものだったこと。そして、人と人が顔を合わせてマルチプレイするシーンが多かったことだ。
コンセプト映像と公式の画面写真から得られる情報をまとめていこう。

まずは本体について。

  • 上面中心に排気孔
  • 上面右側にゲームカード用スロット。キャップあり。
  • 上面右から2番目にイヤホンジャック
  • 上面左側に電源、音量ボタンらしきもの
  • 画面下部に一般的な赤外線センサーとステレオスピーカー
  • 背面、ゲームカード用スロットと垂直な位置に開閉型のスタンドが収納
  • 本体下部中心にプラグ? おそらくここでドックと接続
  • 本体下部左側が白くなっている? 何かの差し込みを隠すキャップ?
  • 専用ドックにセットすることでテレビモニターへの映像出力に切り替わる
  • カメラがない

ゲームの画面を見る限り性能は良好だがジャイロセンサーなどギミックをイメージさせるシーンが何もないことが気になる。
また、排気孔やカートリッジ、イヤホンジャックの位置から発表前にリークされた開発機の写真が本物だった可能性が高いことがわかる。


2つの取り外し可能なジョイコンについて
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  • ジョイコンL:アナログスティック、4つの方向ボタン、-ボタン、L、ZLボタン、不明な機能ボタン。(+単独時のLR?)
  • ジョイコンR:アナログスティック、ABXYボタン、+ボタン、R、ZRボタン、ホームボタン。(+単独時のLR?)
  • 取り外し時に使うであろう押し込みボタンを確認

本体から分離して独立して使用することができるジョイコン。
両手に、二人に、本体に、グリップにと様々なスタイルで使うためか、馴染みのある十字キーは消え、方向ボタンが4つに独立している。キーボードでアクションゲームをやる人は平気だろうが、ぐりぐり動かせないのはちょっと寂しいかもしれない。+。-ボタンは記号そのままの形状でボタン化している。分離時、横持ちでジョイント部がLRボタンとして使えるかは不明だが、プレイ中の映像では指が押せるように置かれている。
ホームボタンはお馴染みだが、対称位置にあるボタンがどんなメニューやサービスを呼び出すボタンなのかは不明のままだ。

ドック
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  • 正面から向かって左面に2つのポートを確認。USBポートと思われる
  • 正面から向かって右面に凹部分あり。ACアダプタかLAN用のポートと推測

ドックに装着して性能大幅アップ! ・・・なんて期待は禁物かもしれない。 しかし電力供給は行われるし、背面にも厚みがあるので熱が逃げやすい構造にしてより高クロック動作できるように補助する可能性はある。 ドックにセットするとSWITCHの画面が隠れるようになるが、画面の上部は常に露出したままだ。単純に状態を確認し、電源ONやゲームカードの交換がやりやすいためなのか、はたまた見えてないと困るような機能を積んでいるのかは謎だ。

ジョイコングリップ

  • 左右2つのジョイコンをセットする
  • Wiiリモコン同様のものと思われる左右4つずつのLEDランプ。

ジョイコンを装着し、真っ直ぐアナログキーを向けたり握りやすくするただのグリップ。
……いや、何だか変だ。LEDランプが8つもついている。つまり通電している。
ジョイコングリップ自体にも電池が入り、通信やその他の機能を使用する可能性は否定できない。
でもこんなことやると値段が高くなるのでは?

Switch Proコントローラ

  • Wii U Proコントローラに似ている。
  • 旧プロコンに比べて、右アナログスティックは下部に移動した。
  • 旧プロコンに比べて、ホームボタンの横にひとつボタンが増加。
  • 下部にイヤホンジャックあり

こちらはお馴染みのものだ。むしろ今までのProコントローラが使えないのか気になってしまう。

コンセプト映像外で公開・発表された情報もある。

  • amiiboに対応する(IGNへの回答)
  • ドックは少なくとも充電・給電、映像出力機能を持つ。これ以上のアナウンスはない
  • 3DSやWii Uとの後方互換性はない(ファミ通への回答)
  • プロセッサはNVIDIA社のカスタム版Tegraを採用 (NVIDIAによる公式発表)
  • SWITCHに対応する新APIである"NVN"を任天堂とNVIDIAが共同開発。
  • NVIDIAはアーキテクチャやシステムデザイン、システムソフトウェア、API(NVN)、ゲームエンジン、周辺機器など、SWITCHの開発に密接に関わっている
  • 製作エンジンとして一般的なUnreal Engine4やUnityは正式に対応をアナウンスした

amiiboのNFCをどこで読み取るかは示されていないが対応はする。
それが画面なのか、ジョイコングリップなのかは明かされていない。
互換がないのは前情報どおりだ。
そして、NVIDIAとの協力体制が想像以上のものだったことがわかってくる。
NVIDIAにとってSWITCHは自社コンソール"SHIELD"の代わりのようなものなのかもしれない。

いまだ不明な点もある。

  • 液晶画面の正確なサイズと解像度
  • タッチパネルに関して(返答がなかった)
  • センサーバー機能。もしあれば画面上部?
  • マイク機能、加速度センサー、ジャイロセンサーの有無
  • USBポートが2.0か3.0か
  • ドックに有線のLANポートがあるかどうか
  • "NVIDIA GRID"のようなゲーム配信サービスへの対応の可能性
  • ジョイコンの通信形式、バッテリーについて
  • ジョイコングリップの具体的な機能、その有無
  • 赤外線センサーが測距離での画面の明るさ制御以外に使われるか
  • 正確な発売日、価格、セット内容
各種機能の有無は重要なポイントだ。想定される性能のハードルはクリアしてきたと個人的には感じているが任天堂独自のゲームに対するスパイスが見えてこない。
(一応、開発機とされるものには10点マルチタッチ機能があったらしい)
ギミックを一切削いでしまって、ゲームキューブ時代のようなタイトルを投入していく任天堂も見たい気はするが……
他には"NVIDIA GRID"について。 正直、NVIDIAがここまで介入してきているハードだとは思わなかったが、SWITCHはSHIELDができることも同様にできる可能性がある。そういう意味でクラウドゲーミングサービスの利用もありえない話ではない。ついでにゲームキューブに対する松下の"マーメイド"のような兄弟機がNVIDIAから発売される可能性も出てくる。
今回は構成がモバイルに近いものなので、数年後により小型化、シンプル化したNew SWITCHやより高性能なSWITCH Proのようなハードの登場も考えられる。

何にせよ、最終的には専用ソフトと価格が最重要であることに変わりはないだろう。
ギミックを削って価格を抑えられたのか、実はまだ何か隠しているのか、あるいはここまでやって結構「お高い」のか、ローンチタイトルが出揃う12月から1月までにはわかるはずだ。

任天堂の新ハードが全然発表されないのでさらに突っ込んだ予想を立てていこう。

・本体はディスプレイを備えたハイパワーの携帯機として機能する
・ディスプレイ付きユニットの左右に脱着可能なコントローラ部が装着される
・メディアは大容量のカートリッジを採用
・OSは任天堂独自のもの(Android等ではない)
・(3DSやWii Uとの)後方互換性の予定はない
・プロセッサはNVIDIA社のTegraを採用
・開発機にNVIDIAのTegra X1が使用されている

いまだ真偽不明のリーク情報を前提として仕様について考える。


●本体が携帯機であれば:スリープ機能を備える
スリープが使えれば使い勝手は3DS、PS Vita、PS4に近くなるといえる。
スリープからの起動が多くなるということは、Wii Uに後から実装された短縮起動メニューのようなものは不要になると推測される。

●本体が携帯機であれば:ホームボタンを備える?
本体がフェイスボタンの無い携帯機だとしても、最低限のボタンは
備えていると推測される。これは電源ボタン、音量ボタン、そしてホームボタンだ。
Miiverseやスクリーンショットなど共有に関する画面の手軽な呼び出しには専用のボタンがあるほうが望ましい。
ボタンをなくしてAndroidのように画面上下にメニューを出すやり方もできないではないが、いずれにせよビデオゲームでは素早くポーズをできるようにする必要がある。
タッチのみに頼るのはあまりに不親切なので最低でもホームボタンが必要になる、という考え。

●本体が携帯機であれば:NFCリーダ・ライターをモニタ裏に備える
NXもamiibo連動や交通系電子マネーを使った支払いに対応すると思われる。
New3DSのような、画面にNFCをかざすタイプなのでは?

●本体が携帯機であれば:ローカル通信による対戦が可能
携帯機になる、ということは3DSでできたことをある程度引き継ぐことになる。

●本体が携帯機であれば:すれちがい通信機能を備える?
海外ではともかく、国内3DSでのすれちがい通信は成功を収めたといえる。
ゲーム機を外に持ち歩いてもらうための動機付けにもなる。
無線インターネット環境のない子供がWifiスポットでダウンロードすることも可能だ。

●本体が携帯機であれば:microSDカードに対応する?
このあたりはNew3DSを踏襲すると思われる。
外付けHDDと比べても安価であり、ダウンロード版ソフトを購入してもらうにはいい方法ではないだろうか。

●カートリッジを採用するならば:本体はタブレットより厚めになる?
3DS用カードと同タイプのカートリッジを採用するならば一定の厚みは必要になる。
薄くても1cm前後といったところだ。
NXの外観はタブレットに近いが見間違えることがないデザインになるのではないだろうか。

●本体が携帯機であれば:Tegraではスペックが足りない?
現在発表されているタイトルは

・ゼルダの伝説 Breath of the Wild
・Project Sonic 2017(仮称)
・Just Dance 2017
・ドラゴンクエスト ⅩⅠ
・Ubisoft 未発表タイトル

など。この他にもインディータイトルなどが挙げられているが、基本的に据え置き型ゲーム機向けに開発されているシリーズが主だ。
そうなると、WiiUより少し性能が勝る程度のチップを積んで動作させる場合、消費電力を本来の10分の1以下に抑えて動作させるためにチップの動作クロックを大幅ダウンさせる必要が生まれる。
こうなってはWiiUより性能が低いマシンになり、ゼルダの伝説 Breath of the Wildなどを動作させるには不十分となってしまう。
これらのタイトルが無理なく動作するとしたら、据え置き機としての動作を備えるのではないだろうか?

●据え置き機モードを備える?
十分な電力と熱対策ができていればチップは性能を発揮できる。
NXが外部電源を使う、いわゆる“ドックモード”を備えるのでは、という予測だ。
これが技術的に実現可能かについてははっきりしない。
例として、Tegra X1を搭載したSHIELD Consoleは約2.5cmの厚さをもち、LANやUSB、HDMIといった各種ポートを備えていた。
Wii U GamePadの厚みは2cm~4cm程度。
NX本体にある程度の厚みがあり、Tegraの消費電力が当時より下がっているのならば熱対策も不可能ではないのでは。

●本体は携帯機/据え置き機モードを明確に分けて備える?
NXがもし2つのモードを備えるのであれば、対応ソフトがとれるパターンがいくつかある。

・パワーを必要としないので両方のモードで動作する
・携帯機モードの機能を使うため、携帯機モード専用
・パワーを必要とするので基本的に据え置き機モード専用
・携帯機モード、据え置き機モードでグラフィック内容や動作速度を変更する

携帯機モードと据え置き機モードを明確に分けるメリットは、開発期間の短縮やマーケットへの参入し易さなどだ。
任天堂はWii UでHD開発に苦戦していたので全てのタイトルをリッチなHDタイトルとして作っていけるとは考えづらい。
こうすれば携帯、据え置きの在りようを変える、という発言にも説得力が出てくる。

●ギミック:感圧式トラックパッド機能を持つ?
タブレット型のマシンであれば、以前書いたようにiPhone6以降のモデルのような、“タッチの強弱を体重計のように感知し強さに応じた結果を返す”
機能を備える可能性もある。 実装できればかなり面白い機能だ。

●ギミック:ヘッドトラッキング機能を持つ?
New 3DSでは裸眼立体視を違和感なく使うための補助機能としてカメラと赤外線を使った顔認識を行っていた。
ヘッドトラッキングでプレイヤーの頭の位置や向き、距離の変化を検知する機能をゲーム画面と連動させる技術は存在する。
NXにフロントカメラと画像認識を使いやすい(nVidia Tegra XやDMP M3400といった)チップが搭載されていれば、こういった機能がハードの特徴になる可能性がある。
また、据え置き機モードでヘッドトラッキングを使うのであれば、本体はモニタの近くに置き、コントローラは別個に持つ必要が出てくる。

●タブレット機の左右にコントローラがつくのであれば…
・フロントカメラの位置、ホームボタンの位置はWii U GamePadと似たレイアウトになる
・コントローラの厚みも比較的薄くコンパクトなものになる

●着脱式コントローラは無線コントローラになるか?
無線コントローラが付属する可能性がある。
バッテリーに関しては乾電池と充電式リチウムイオン電池が考えられるが、電池式の方が安価だ。

着脱式コントローラは3DS拡張コントローラのように赤外線で通信するという噂も出ている。
その場合は単四乾電池一本で動作する可能性が高いだろう。
さらに、こちらのコントローラにもWiiリモコンのような電源ボタンとホームボタンがつくと想像される。


かなりの長文となってしまった。
これだけ書いておけばちょっとは予想も当たるんじゃないだろうか

今月もNXに関するリークとされる情報が出てきた。

ソースはイギリスの大手ゲームメディアEurogamer。
下はそれを受けての4Gamaerの記事。
http://www.4gamer.net/games/990/G999026/20160727027/

内容をざっとまとめると以下のようになる。

・本体はディスプレイを備えたハイパワーの携帯機として機能する
・ディスプレイ付きユニットの左右に脱着可能なコントローラ部が装着される
・メディアは大容量のカートリッジを採用
・OSは任天堂独自のもの(Android等ではない)
・(3DSやWii Uとの)後方互換性の予定はない
・プロセッサはNVIDIA社のTegraを採用
・開発機にNVIDIAのTegra X1が使用されている

今回はこれらの情報が事実であれば――という前提で想像していく

●Tegraについて
性能について考えると、ほとんどTegraについての話になる。
Tegraとは、NVIDIAによるARM系の省電力統合型プロセッサのシリーズ。
Tegraには1チップ内に独立したプロセッサコアが機能別に搭載されている
(ARMプロセッサ、GPU、2Dエンジン、HD動画のエンコーダ・デコーダ、
オーディオ処理、画像処理)。使っていない機能のプロセッサは電源が遮断され、
消費電力を下げる。

パソコンに装着するグラフィックカードの方がサイズも消費電力も発熱も大きく
高い性能を発揮できる。Tegraは最高性能を追い求めるためのカテゴリではない

Tegra搭載機のSHIELDについて
・SHIELD Portable (2013)初代。Tegra 4搭載
・SHIELD Tablet   (2014)二代目。Tegra K1採用機
・SHIELD Console  (2015)三代目。Tegra X1採用機。

SHIELD Consoleはコントローラつきで当時199ドル。国内未発売だ。
X1採用マシンが2015年の時点で199ドルだということを憶えておきたい。

Tegraの一般的な評判としては、「カタログスペックに比べて実行性能は低い」
とされ、「消費電力と発熱が大きい」などともいわれている。
パソコン用グラフィックボードと比べると小さく省電力だが、モバイルに積むには
ちょっと無理がある。NVIDIAもTegraの利用分野として自動運転自動車のための
プラットフォームなどへの搭載を強調しているように見える。


●NX採用候補とされるTegra X1について
Tegra X1はPlayStation 3やXbox 360のメインプロセッサを超える性能を持っており
据え置き型ゲーム機としてのSHIELD(2015)は相当に高性能な部類に入るとされる。
……実際は、一部のゲームではパフォーマンスが向上し、バイオハザード5などの
タイトルではゲーム専用機に惨敗していたようだ。
Tegra X1に特化してゲームを作れば総合的なパフォーマンスではPS3、Xbox360、
Wii Uと同等のゲームを提供できそうだが、完全に同等以上のマシンになるとは
安易にいえなさそうだ。

Tegra X1はMaxwell世代(Geforce GTX980等の世代)にあたり、20nmプロセスで製造
されている。 消費電力と発熱は携帯機として考えるとまだ無理があり
そのまま単純にTegra X1が採用されるわけではないのでは、という意見も見られる。


●他のTegraが採用される可能性について
開発機にNVIDIAのTegra X1が使用されているという情報が、必ずしもNXに
Tegra X1が搭載されることを示しているわけではない。 開発機の性能は
余裕を持たせる場合が多いが、PS4のように途中で仕様変更があり、当初の
予定より性能が向上する場合もある。 NXも来年に発売を延期しているので
開発機の仕様が変更になっている可能性はあり得る。

NXにはMaxwell世代より進んだ、Pascal世代のTegraが搭載されるのではという
予想も見られる。 Pascal世代なら16nmプロセスとなるので同じ設計でもより
省電力、低発熱となり、モバイルモードでも据え置きモードでも省電力や
発熱の余裕から生まれる高クロック動作・マルチコア動作の恩恵が想像できる。
仮に世代更新によってTegraが順当にパワーアップしているのならPascal世代の
TegraはX1の2倍程度の性能はもつだろうし、そうなればWiiUの後継機としても
ありだといえるだろう。

ゲームファンとしては、より高性能なPacal世代のTegra搭載を期待してしまうが
コストの面では難しいかもしれない。だが今のところ、現実味においてX1説を
上回ってはいないようだ。

なんにせよNXにタブレットモードでの動作があるとすれば、採用チップには
“携帯機としての実用性に足る電力効率”が求められることになる。

また、NXと関係があるかは不明だが、8月22日にNvidiaが次世代Tegraについて
何か情報を出すらしい。 少し注目しておこう。

これだけ考えて、NXにまったく関係ないGPUが搭載されていたら嫌だなぁ……

今月も任天堂の新型ゲーム機、開発コードネーム「NX」について妄想してみよう。

先日はコンソール用のコントローラとされる画像がリークされたが、ほどなくして
これがCGによるフェイクであることが明かされた(メイキング動画も公開された)。

この騒動の中『Game Informer』編集長・Andy McNamara氏のコメントもあり、
>(画像が本物かどうかはわからないが)NXには物理ボタンが無いと聞いたことがある
という旨の発言をしていた。

NXのコントローラは(ABXYといった)フェイスボタンがない、という情報の信憑性は
まぁそれなりだといえる。
任天堂が物理ボタンを廃止し、タッチパネル上に表示された仮想ボタンを採用すると
なれば、そこに踏み出すだけの技術的な成熟があるのが自然だ。
そこで出てくるのがiPhoneなどに採用されている
「触覚フィードバック」と「フォースセンサー」ではないか、という話。
今回はそういった方向で妄想を膨らませていく。

●触覚フィードバックについて
触覚フィードバックで有名な例は、Appleが最近採用した技術の
Taptic Engine(タプティック・エンジン)だ。

タプティック・エンジンというのは振動モーターを使って“実際にはないもの”を指に
感じさせるもの。これだけだと、今までにあったコントローラの振動と同じような印象を
受けがちだが、実際はもっと繊細な表現が可能な技術で、
>理論上、このトラックパッドはクリックだけでなく、凸凹や穴が開いたような表現や、
>ほっとするような手ざわりなど、あらゆる錯覚を引き起こすことができるはず、
とされている。

あくまで理論上の話なので、現時点でそこまでの手触りを出すのは難しいかもしれないが、
仮想ボタンを押したときに固めの"コン"、ばねのきいた"ぴょん"、という感触を返したり、
地面、水面、金属、あるいは肌をタップした時の感触が違ったり(岩ピクミンとか)、
画面上をなぞる感触をたよりに地面の中を移動するモグラ(ボス?)を探しあてるような
シーンにも応用できるだろう。

●フォースセンサー
iPhone6などは3D Touchの機能ももつ。
3D Touchはどれだけ強く押したかが感知できる、iPhone6s/6s Plusにはあって比較的安価
な新商品であるiPhone SEにはない機能だ。
具体的にはWii Fitのように重量(圧力)がどのくらいかかっているかがわかるように
圧力センサーを4隅に配置して検出している。

iPhoneでは操作がショートカットできる便利さを前面に押し出しているが、これがゲーム
専用機であれば、最初から圧力センサーを使いこなすことを前提としてゲームの仕様を設定
することができる。

これを応用すると感圧スケッチや「つまむ、押す」と「つかむ」の差を出したり、流れる
川に指をひたしたり、強く押してそのまま流れをせき止める、なんてことも可能になる。
走行しているバイクの姿勢を、スティックやジャイロセンサーを使わずに親指の圧力のみ
で静かに素早く操作することもできるだろう。

●新しいゲーム機のアイデアとしてはありえない話ではない?
過去、WiiがWiiリモコンによる操作を新しい体験として提示して成功した例や、
Wii U GamePadが発表されたとき、子供たちは既にタブレットPCに触れることができたため
真新しさを感じられなかった、という失敗例に対して、今回は現在iPhone6s/6s Plusなど
一部に使われている技術を「ゲーム専用機」に転用すれば、スマホアプリ業界で標準化され
ていない、それほど触れる機会の少ない体験をゲーム専用機で一般化して楽しめることに
なる……という新たな挑戦が計画されていてもおかしくはないと考える。

●問題になりそうな点など
もちろん懸念もある。
・物理ボタンがない、あるいは減ることに対する猛烈な反発、敵視
・インターフェースや振動のパターンを誰がつくるか、取り組んでもらえるか?
・コアなゲーム、慣れ親しんだ人気シリーズのプレイ感覚を新しくできるか?
・枯れた技術とは言えないのでは? ゲーム機の価格を圧迫しないか?
たとえゲームの操作方法が新しくなったとしても、そのゲーム機がいくらで買えるか、
好きなシリーズ、話題のゲームが遊べるかの方が重要な問題だ。

操作デバイスにコストをかけすぎてしまうとゲーム機本体の価格やパーツの予算配分が
圧迫され、肝心の性能が市場の要求に満たないものになってしまいかねないリスクがある。

コントローラがどうなるかも気になるが、性能・仕様に対するコスト面での解答が用意
されているかどうかがNXの行方を左右するのではないだろうか。

今回は触れなかったが、台湾のMacronix社がNX向けカートリッジROM用メモリを供給する
という話も出ているので、噂の携帯機と据え置き機で成立するシステムなのか、はたまた
光ディスクドライブを廃止した据え置き機なのか、いろいろと妄想は尽きない。

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