地元では蛍の舞いをみられる季節になった。
それなのに今週は大粒の雹が降ったりと天候は不安定だ。

最近、大手ネット通販サイトamazon.co.jpでゲームソフトの
買取サービスが開始されたので、興味と部屋の片付けも兼ねて
利用してみた。 今回はその流れと事後報告をまとめてみた。

●TVゲームのカテゴリからジャンプ
ゲーム買取サービスのページで下取りに出すタイトルを検索する。
通常の商品検索同様、ハード分類やタイトルのキーワードで探せる。
ちなみに非売品タイトルは買い取りに対応していないらしい。

●バージョン違いに注意して下取りタイトルを追加していく
特典あり・なし、それぞれ別のタイトルとして扱われるようだ。
状態が良好である場合の基準価格が示されている。
今回は『おそらく、二度と遊ばないであろうタイトル』を見繕って
古いタイトルをまとめた。 買取価格は日々変動しているようだが
見積もり価格では1本あたり300円~1900円程度となった。

●申し込み
見積もり額が合わなければ返送してくれるらしい。
今回は返送不要(コンディションに合わせた額での買い取り処分)とした。
集荷の日時もある程度指定できる。

●身分証明書のプリントアウト
集荷の住所と身分証明書に記載されている住所は一致している必要がある。
今回は運転免許証をプリントアウトした。健康保険証でもよいそうなので
おそらくカラー印刷でなくとも文句はいわれないだろう。

●荷造り
実は今回きわどかった部分。
amazonの段ボール箱があったのでこれを利用したが、
傷めずにDVDサイズのジャケットとDSパッケージで合計12タイトルを全て
詰め込むのは少し工夫が必要だった。
他の利用者には申し込み前に段ボールのサイズを確認しておくことを勧めたい。
今回は防水のため、ゲームソフトを数本ごとにビニール袋に包み分け、
余ったスペースにはねじったチラシを緩衝材として入れた。
身分証明書は手近な封筒に入れた。

●集荷
集荷にも居合わせた。 
荷造りができていれば箱を渡して伝票を受け取るだけだ。
これなら誰にでも頼めるだろうと思った。

●見積もりの結果
サイトの謳い文句にもある通り、査定完了のメールは集荷から24時間程度で
到着した。 今回は12タイトルを買い取りに出して、約8800円となった。
事前の見積もり額との差異はなく、ほぼそのままの額を受け取れた。
(…実は1タイトルだけ『異なる商品』として扱われた。 後述)
支払いはAmazonギフトポイントのアカウント追加で行われる。
予想以上にスピーディだ。

●返送された商品
『異なる商品』として扱われたタイトル。
それは『Wiiであそぶ メトロイド プライム』だ。
申し込み時に返送不要としていたが、これはすぐ返送されてきた。
しっかり調べて出したつもりなのに、なぜ『異なる商品』とされたのか。

今、調べてみたところ、ひとつの仮説が浮かんだ。
『リバーシブルジャケット』の存在だ。
DVDサイズのパッケージにはリバーシブルジャケットのタイトルが
稀に存在する。 この『Wiiであそぶ メトロイド プライム』もそう。
ジャケットをデザイン重視の面に差し替えるとバーコードが見えなくなる。
これで『異なる商品』として扱われたのかもしれない。 
あくまで仮説だが、今後の利用では気をつけておきたい。

●総評
サービスのイメージは今のところ良好。
しっかり提示した金額で買い取ってもらえたし、今回の『異なる商品』の
ケースはイレギュラーと見ていいと思う。
通販システムを使ってはいるが、かなりスピーディな印象を受けた。

不満点があるとすれば、ゲームに詳しくない客にはタイトル毎のバージョン
違い、特典違いなどがわかり辛い点と、パッケージが大きく、内心
処分したいと思っているPCゲーム買取に対応していない点くらいだ。

●さいごに
今年のうちに任天堂がダウンロード販売に加わり、国内主要ハードメーカー
全てがダウンロードでのソフト販売を行う環境が整うことになる。

私も最近は部屋のスペース確保と利用しやすさを重視しているので
ダウンロードパッケージでの購入を増やしていくつもりだ。

10年後…いや、5年先にすら現在のような中古ゲーム市場が残っているか
どうか、不透明な部分もあると思う。
私の場合、ゲームソフトの処分を行うのは数年に一度くらいの頻度なので、
もしかするとゲームを買い取りに出すのはこれが最後になるかもしれないな、
なんて思ったりしながら今回の記事を終える。