二月は逃げちゃう・・・…先月と同じことを言っている。
今回も時間がないし、ちょっと雑だがバーチャルなアレについて考える。

ビデオゲームとアイマス文化について考える
『アイドルマスター』(THE IDOLM@STER)はもともとは旧ナムコが2005年に
アーケードゲームとしてリリースしたのが始まりだ。
3Dモデルでアニメ調キャラクターを表現し、コミュニケーションや楽曲など、
キャラクターの魅力をゲーム上で本格的に表現できるようになった衝撃もあり、
私より10歳も上の世代を中心にコアなファンが生まれた。

それがやがてXbox360用に移植され、アイマスは強い集客力があることを世に示す。
このコンシューマ版に搭載されていたグリーンバック表示の機能を応用して編集
されたPVが、当時始まったばかりのニコニコ動画に投稿されることでさらに拡大する。
今では当たり前になった『3D美少女モデルによるPV動画』文化の始まりだ。

その後に初音ミクの楽曲PVが登場して初音ミク人気の最盛へと向かっていくのだが、
VOCALOIDはその楽曲だけでなく、非常にレベルの高いPVという形で発信されたのが
人気に獲得に大きく寄与していたのではないかと思う。
さらに、初音ミクでPVを作るという流れから『MikuMikuDance(MMD)』につながっていく。
初音ミクも3Dモデルを踊らせてPVをアップロードするのが定番となっていったわけだ。

一方、TVアニメでも同じような流れが起こっていた。プリキュアだ。
プリキュアも何代目かで3Dモデルのダンスシーンを流すようになっていく。
アニメやゲームのクリエイター・・・というかオタクはどこかしらで繋がっているものだ。
そこから3DCGによるダンスシーンは他のアニメでも定番の表現となっていく。

最近は『キズナアイ』などYouTube配信窓口もアイドル化が進行している。
バーチャルアイドルの存在と関わりは、今後さらに形を変えていくのだろう。

……つまり、なにが言いたいのかっていうと「アイマスってわりと現在の文化に
大きく関わっているんじゃないか」っていうことと、その前身である
『ゆめりあ』のようなチャレンジは偉大な一歩だったんじゃないかということだ。

それでは艦これの冬イベントの続きに戻るとする。