夏に買ったゲームが終わっていないのに、最近は「マリオメーカー」に手を出している。

「マリオメーカー」は「スーパーマリオブラザーズ」のステージをWii U GamePadで
簡単に作って、遊んで、楽しめる、エディット系ゲームソフトだ。

作れるのは「スーパーマリオブラザーズ」だけでなく、グラフィックデザインの違う
「スーパーマリオブラザーズ3」やスーパーファミコンでリリースされた「スーパーマリオ
ワールド」、そして最近の「New スーパーマリオブラザーズ U」風のデザインも可能だ。

とはいっても、マリオの動きのクセが違ったり、一部のリフトや中ボス、点線ブロックや
'!'ブロックなどのオリジナル作品にあったパーツが使えなかったり、逆にファミコン風の
グラフィックでクッパjrやハナチャンを使えたりと、わりと独自性もある。

さらには「腹筋」や「ハエ叩き」など、当時のスーパーファミコンマウス対応作である
「マリオペイント」をほうふつとさせる要素もちらほら見られる。現在の優等生っぽい
作りのマリオよりかは、悪ノリも許された頃の昔のマリオっぽい印象を受けた。

GamePadで地形やトラップの配置が簡単にできるとはいえ、公式という優れたお手本がある
ゲームのステージを面白く作るというのはなかなか大変だ。


●自分の作ったステージ

・最初の一歩? 地下ジャンプ! < D25F-0000-000F-6E8E >
WVW69icGtVoRhN6AMQ

最初に作ったステージ。使えるパーツは限られていたため、外見が地味でも
なるべく公式っぽく作ることを意識してみた。
初心者向けの簡単なステージだが、コインをすべてとろうとすると、少し難しくなる。


・地下のパックンサバイバー! < A2FF-0000-0010-04A9 >
WVW69icGvZoMrVjjFe

ふたつめに作ったステージ。土管とカベキックをやりたかったため、またも地下の
ステージを作ることに。 途中でキノコがあったり、ファイアフラワーを少しそれた
場所に置いたりしてパックンフラワーを中心にミスポイントを増やしてみた。
ラストジャンプは気持ちよく抜けられるようにしたが、その手前までが難しくなって
しまったらしく、クリア率が想定より下がってしまった。


・つばさなんて いらない  < BB48-0000-0013-BD59 >
WVW69icGwoUi2DhDEE
ジャンプでキラーなどを乗り継いでいくステージ。ステージ名が決まってから
羽つきの敵を増やしたりして、不要な難しさを獲得してしまった感がある。
乗り継ぎも、うまくいけば気持ちいいが、やや動作が不安定になってしまったかも
しれない。こちらもラストジャンプはわりと楽。


・スピンジャンプ! ヨッシーを救出せよ   < B02C-0000-0029-43DC >
WVW69ib5ggAFGP3XDd
とにかくヨッシーを出したい! でも使い捨てはいやだ! あと今回は
マリオUの仕様でもスピンジャンプで敵に乗るとはじきながら進めるので
これを利用してみた。 テクニックを知らない人はタイトルで察してくれと
いう感じだ。
前半はスピンジャンプ渡りによるヨッシー救出劇。後半はヨッシーの力で
トラップを抜けていく。ラストはヨッシーと縁がある、アイツとの戦いだ。
ちなみにヨッシーが絶対に必要となるポイントはヨッシー救出直後の
一箇所のみ。 個人的には好きなステージだが、あまり遊ばれていない。


・Target 100 coins! Eddie  < F688-0000-002E-CO55 >
WVW69icGuuwaChzer-
タイトルが英語になった! 海外のプレイヤーも多いことだし、シンプルな
単語ならいいかと思ってのこと。
今回はドットアートにチャレンジ。でもマリオシリーズではなくロックマンの
お助けキャラ、アイテムを持ってくるエディーだ。
ステージもデザイン重視なのであえて難しくはせず、制限時間内に100コイン
集められたらいいね、といった感じで仕掛けを施した。
結果、チャレンジに対するクリア率は25パーセント。
安全に見えてもちょっぴり危ない場所がある。

・30 SEC MARIO  < 67BA-0000-006F-C398 >
WVW69ib5ezoJYd5i0N
とにかく短く、構図がわかりやすく、凝縮されたステージを作りたかった。
その結果がこれ。 30秒マリオ。
ちょうどマリオ30周年にかかっていいんじゃないかと。
マリオで見かける主要な敵を配置し、クッパは1体でも脅威になることを証明。
個人的にはどこか既視感もあるのだが、理不尽なく作れたこともあり、わりと
評価されているようだ。


こういった風に考えながらステージを作っている。 さらに他の人のステージを
プレイして感じたこともいろいろとあるのだが、それを書くのは次の機会にしておこう。