今回は自作ゲームに関するメモ。

それなりに手の入ったゲームを作るためにはツールが必要だ。
今取り組んでいるゲームにはどういうものが必要だろうか?
そしてそれは、自分の実力で実現可能だろうか? 少し考えてみよう。


●ルート設定
フィールドに複数の点を置いて、それを繋げると経路を示すことができる。
経路に半径を与えれば、円柱をカクカクと繋げた様な境界を定義できる。
円柱と遠方の注視方向の情報をセットにしてやれば3Dレールシューターの
ようなルート進行用データが作れるはずだ。
レールタイプのゲームなら視点変更のためのボタンを削減して、ゲームを
よりシンプルにすることもできそうだ。

問題になりそうなところは曲面を表現したい場合の処理だろうか。
このあたりについても考えておこう。


●アクションやイベントのガイドとなる境界の設定
マップの通路上に曲がり角を示すフラグをもつボックス境界などを配置できれば
NPCの動作にも役立ちそうだ。アクションガイドというよりは、もっと広い意味で
イベントを発生させる境界が必要になるだろう。

マップの段差とその手前に境界を置き、その範囲内でアクショントリガーとなる操作を
すれば、複数の段差を、まるでヤギの岩跳びのように高速な連続ジャンプで登る、といった
テンポのいい特殊アクションを実装することもできそうだ。
通常のアクションと決定的に違う部分は、経路が決まっているのでいくらでも速度を
早送りできるというところ。
丁寧なゲームならば押すべきボタンのヒント表示をセットで設定しておくべきかもしれない。

●当たり判定や追加パーツの仕込み
3Dモデリングツールで確認できればいいのだが、キャラクターを表示しながら
当たり判定の位置やサイズを調整することも必要だ。
当たり判定の設定は必須の作業なので、これを優先していく予定だ。


●モーションイベント
特定のモーションでキャラクターモデルの一部パーツを差し替えたり、エフェクトの
発生スイッチの制御を行う。モーションファイル内の指定である程度は既に可能だろうが、
ゲーム専用の特殊なギミックのやフラグのON、OFFをリアルタイムで管理できるように
しておきたい。