ニンテンドー3DSを購入した。
カラーはひと目で3DSとわかるアクアブルーをチョイスした。
いくつか気づいた点を述べてみよう(あくまでも個人の主観だ)。


●バッテリーは充電済み
フル充電かどうかは未確認だが、開封してすぐに起動可能。

●初期設定は任天堂ハードにしてはやや複雑
立体視の確認、Miiの設定、インターネット接続、利用規約の確認は任意だ。
最初に作ったMiiは、後でWiiで使用していたMiiにデザインを修正した。
(顔パーツのサイズバランスが「正確すぎて」気に入らなかった)

●タッチペンが見つからない?
説明書を読む前に本体を触ってしまったため、タッチペンを探し回った…
実際は本体背面、赤外線装置(!)の横にある黒いパーツがタッチペンだ。
DSLiteに比べるとコンパクトだが、少々取り出しづらい。

●ストラップは付属せず。本体を傷めないようなものをチョイスしたい

●オプション項目はWiiより多い

●メニューの多くはタッチ操作が基本。ボタンが使えないシーンが当然のようにある

●本体のさわり具合は「カッチリ」。スライドパッドは「やわらか」

●STARTボタンの配置には戸惑う。十字キーはほぼ使わない

●画面の明るさについて:初期設定は最大輝度
5段階の明るさ設定にくわえて、省電力機能の項目がある

●バッテリー持続時間は短め。スリープ時のバッテリー持ちは心配なし
前情報から明らかになっていたことだが、バッテリーの持続時間は短い。
従来のDSシリーズよりもPSPやiPhoneを想像してもらうしかない。

●DSの互換表示は引き伸ばし式。粗が出やすいが表示サイズはそのまま

●立体視は自然。まっとうな3D。ソツなくこなしている印象
立体視は確かに実現され、新しい価値が付与された。だが新鮮味はなく、むしろ自然だ。
3D対応シーンではスライダー横のライトが点灯する。気軽に調整できる点が好印象。
サウンドボリュームより頻繁に触ることになるだろう。

●SDカードは東芝の2GB。日本製。クラス表記なし。
SDカードは挿しっぱなしを推奨。メモリーカードよりはWii本体メモリに近い使い方。

●ゲーム中断はHOMEボタンが基本。
次のソフトを起動させるか、「終了する」を選択するまで復帰可能

●スライドパッドの操作感覚は良好。しかし苦手分野も。
波動拳コマンドは、あのセガサターンのコントローラより出しやすいが
昇龍拳は十字キーの方が楽だろう。

●メタルカラーはデスクに存在感を放つ
本体を閉じた状態で置かれていると、携帯電話より大きく、
画面のないガジェットが置かれているという無言の存在感が際立つ。
部屋に置かれていれば、入室した誰もが3DSに気づくと思う。

●立体視のダメージはあるのか?
半日遊んだが、立体視による頭痛や眼の痛みは感じなかった。
しかし、画面に視線を集中する機会は多くなった。
長時間、携帯ゲーム機の画面を凝視する行為自体に注意すべきだと思う。

●今、3DSは「買い」か?
結論から言えば、タイトル不足の面からまだ早いと思う。
従来のゲームらしいプレイができる遊びやすいタイトルや
各々の嗜好に合ったタイトルが出るまでは様子を見ていいだろう。
しかし待ったからといってすぐに値下げが期待できるハードでもない。
今後、マリオカートなどのウルトラ級キラータイトルが発売されるので
年内にはハードの盛り上がりを見極めることができるのではないだろうか。