デンパイルカ ~ひろぴょこのblog~

ゲームや日常的な話題。

今月もゲームに追われて時間がない。気づけば今年もあと一ヶ月だ。
ソニック フォースの感想を書いていこう。

今回のソニックがどんなカンジかというと、いつものエッグマンと新たな強敵
インフィニットによって世界が支配されかかっている状態から、ソニック達が
反抗戦を繰り広げる……というストーリーで、今までより少し切羽詰っている。

ゲームは、ストーリーに沿って各キャラクター用のステージをプレイしていく
ことになる。 ストーリーは一本で、マルチストーリーではない。

●ソニックと、アバターと、クラシックソニックと……
ブーストが使えるソニックと懐かしいアクションの昔のソニック。

自分で作成するアバターキャラはブーストはできないが、武器であるウィスポンで
ザコ敵を手早く一掃したり、カラーパワーを使って違うルート進行を楽しんだり
ちょっと便利なことができるようになっている。

●グラフィックは綺麗
製作エンジンにはヘッジホッグエンジン2が使われており、Switch版でも
十分に綺麗なグラフィックを楽しめる。
ただし、フレームレートはPS4版などより低くなることに注意したい。
また、マリオなどと比べてグラフィックの色使いなどがややフォトリアル寄り
なので、キャラクターの位置がわかりづらい、など相変わらずな部分もある。

●難度は低め、ただし操作のクセは強い
ステージの長さは、従来のものよりちょっと短めな印象。
5分以上かかるようなステージはほぼないと思っていい。
これは一長一短で、かつてDSで発売されたソニックラッシュのような感覚で
タイムアタックなどをやりやすい面もあるが、初見で2分かからずにステージを
クリアしてしまうのはちょっと味気ない。

操作で不満を覚える点もある。モダンソニックやアバターでの横視点パートでは
ジャンプ移動が難しいと感じた。少し助走をつけないとショートジャンプになって
しまい、簡単な幅跳びもできない歯がゆさを感じることがあった。
クラシックソニックは最初から横視点パート用の操作バランスなので、ジャンプの
手触りに問題はない。

●ナックルズ達
ナックルズはよく喋ってくれる。だが操作したり、一緒に走ることはできない。
今回はしばらく出番のなかったキャラクターの姿を見ることができたが、
操作キャラクターとして彼らが使えればもっとゲームの満足度は高かっただろう。

ちなみにシャドウは無料ダウンロードコンテンツで使用可能だ。
モダンソニックの代わりに選択することもできる。

●まとめ
相変わらず不満点を抱えながらも、ストレス要素は幾分か緩和されてきている。
少なくともシリーズファンをがっかりさせた、いくつかのタイトルのようなことは
ないので、その点は安心してほしい。
アバターの表情が豊かなのも悪くない。
また、スーパーマリオ オデッセイで3D酔いしてしまうような人でも
ソニックフォースは問題なくプレイできる。
マリオほどの完成度はないものの、アクションゲームのタイムアタックに勤しむ方が
性に合っているプレイヤーには進められるゲームだ。

ついに発売となったニンテンドーSwitch用ソフト『スーパーマリオ オデッセイ』。

今回も楽しくプレイしているのが、まだクリアはしていない。
少しだけ感想を述べていこう。

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●アクションがスピードアップしている
移動速度の話ではなく、マリオの動きがきびきびとしていると感じた。
探索メインのマリオということもあって、動きやすさ、ストレスの少ない応答性が
意識されているのではないだろうか。

●HD振動が強調されている
自分自身、HD振動対応タイトルを多くプレイしているわけではないのだが、
『ARMS』や『Splatoon 2』に比べると、HD振動のパターンが多く、Joy-conの機能を
かなり強調しているように感じられた。
HD振動でおすすめのゲームを聞かれたら、迷わず"マリオ"を挙げることになるだろう。

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●ささいな事でもパワームーンが手に入る
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』でもそうだったが、ゲーム上の目的になる
探索のポイントがそこかしこに散りばめられている。
その規模はかつての『スーパーマリオ64』とは比べ物にならない。
その代わり、パワームーンの入手は必ずしもステージクリアの達成感を与えてくれる
ものではないようだった。

●非常に丁寧な"キャプチャー"の手ざわり
本作の特徴である、パートナー、"キャッピー"を使ったキャプチャーアクション。
敵だけでなく、意外なモノにも帽子を投げて"キャプチャー"し、操作できる。
従来のマリオであった"変身"要素をもっと尖らせて多彩なものにしているが、
そのどれもがストレスなく遊べるような、操作キャラクターとして使いやすく
よく調整されたものであることに感心した。
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●滞空テクニックは健在?
ゲームの多くのシーンはキャプチャーに極力頼らなくてもプレイできるように
デザインされているようだ。全てというわけではないだろうが、
ある程度の選択肢――"縛りプレイ"にもチャレンジできるようになっている。
そんな時、マリオの基本アクションを駆使することになる。
帽子を投げながら足場にする基本アクション、普段はあまり使わない帽子の
上下への振り分け、空中での帽子投げをするとちょっとだけ落下を止められるが、
帽子振り動作と壁キックを連続して発生するように行うと、普段よりちょっとだけ
高い場所へ届くような…… アクションも研究の余地がありそうだ。2017102823230700-8AEDFF741E2D23FBED39474178692DAF

『スーパーマリオ オデッセイ』は、最近のオンラインに依存したゲームと違って、
自分のペースで気ままに遊ぶことができる、非常に良質なタイトルだ。
こういったゲームに集中すると頭がすっきりしていい。
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9月のゲームライフはどうだったかというと、Switch向けゲームの新作に
手を出すのは一旦やめて、ゼルダのマスターモードを進めたり、彩京の
「STRIKERS 1945」をプレイしていた。10月は「スーパーマリオ オデッセイ」、
11月には「ソニック フォース」、12月には「Xenoblade 2」が出るので
もう年末までプレイするゲームの予定はある程度決まってしまっている。
今は遊びも休息期間だ。

「STRIKERS 1945」は縦スクロールのシューティングゲームだ。
アーケードの初出は1995年。世間では94年末にセガサターンや
プレイステーションが発売され、3Dポリゴンのゲームが増え始めたころ
だろうか。 自分も確かサターンでこのゲームをプレイしたことがある。

使用できる機体はP-38ライトニング、P-51ムスタング、
スピットファイアMk.Ⅵ、メッサーシュミットBf109、零式艦上戦闘機52型、
そして震電J-7など、実在した、あるいは幻の機体を操作してSFな勢力と
戦っていく。 この時代のシューティングだからか、自機の当たり判定が
大きくて敵の弾を避けるのが難しい。

アーケードゲームなのでかなりボコボコにされるが、Switch移植版は当然
難度やチャレンジ数、コンティニュー数も変更可能なので何回やられても
気軽に楽しむことができる。中でも嬉しいのがテーブルモードで縦画面
表示が活きる事だ。Switchを100円ショップで買ったチープなスマート
フォン用スタンドに置けば、手元で小さなアーケードゲームをプレイして
いる感覚を味わえる。 このプレイスタイルはかなり好印象だった。

Switchのローンチからおよそ半年。 幸いにもハードが軌道に乗って、今は
大小さまざまなゲームがとりあえずの体で発売される気配が感じられる。
縦画面対応ゲームとSwitchの相性はかなり良好だったので、こういった
"ベストマッチ”な移植タイトルに期待したい。

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